トップページ  >  相続・お役立ちコラム  >  遺留分って何?

遺留分って何?

2011年09月05日

今回は、「遺留分(いりゅうぶん)」の仕組みと効力についてご紹介いたします。


あるご老人がおられ、妻が亡くなった後は、ずっと家政婦さんが身の回りの世話をしていて、 病気で寝たきりになってからは、介護士の方のお世話にもなっていました。

子供たちは、父の世話は任しておけるから大丈夫と思っていたのか、 ずっと疎遠になっていました。

そのご老人は、身近で親切に接してくれていた、 家政婦さんと介護士の方の二人に、遺産をあげたいと思うようになり、 もう年で気が短くなっていたのでしょう。 見舞いにも来ない子供たちへの怒りもあり、 「家政婦さんと介護士さんに全財産を遺す」 という遺言書を作成され、そして、亡くなられました……。

さあ、この場合、この遺言書に効力はあるんでしょうか?

正式なかたちでの遺言書でしたので、この遺言は有効です。 しかし、民法では「遺留分」という制度があり、 法定相続人への相続財産を保証しています。

このケースの場合、 子供たちには、 全財産の2分の1を、遺留分として受け取る権利があります。 家政婦さんと介護士さんに「遺留分減殺請求」を行使することで、 遺言書の内容に「対抗する(異議申し立てをして通す)」 ことができるのです。

兄弟姉妹以外の法定相続人には、遺留分を受けとる権利があります。

遺留分の割合は、

 ・ 相続人が配偶者と子供の場合は、相続財産の2分の1
 ・ 相続人が父母のみの場合は、相続財産の3分の1

となっています。


東京相続パートナー メールマガジン「相続不安まるごと解決講座」再編集


●◎ファイナンシャルプランナーと税理士が、相続のすべてにお答えします!◎●
メールマガジン【 知って安心! 相続不安まるごと解決講座 】 好評発信中!

無料登録はこちらから >>

このページの最初へ戻る