トップページ  >  相続・お役立ちコラム  >  相続税が算出されるまで

相続税が算出されるまで

2011年09月08日

相続税の計算は、専門家にお任せ、という方が多いかと思いますが、 簡単にでも計算手順を把握していると、説明もより分かりやすくなり、 話し合いもスムーズに進むかと思います。


相続税の計算手順はどのようになっているでしょうか? 簡単にご紹介、といきたいところですが、実際は少々複雑です。


<ステップ1> 課税対象額を算出する

(1)遺産総額の評価額を計算する
土地、建物、現金、預貯金、有価証券、生命保険金、年金等、法定の計算法で算出された財産の総額を出します。
 ↓
(2)被相続人(亡くなった方)の債務や非課税額などを引く
 ↓
(3)基礎控除額(=相続税のかからない一定の額)を引く
 ↓
 最終課税対象額


<ステップ2> 相続税の総額を算出する

(1)法定の相続割合で分割した場合、「相続人ごとの相続額」がいくらになるかを算出する。
 ↓
(2)金額に応じた税率をかけて、それぞれの「仮の相続税額」を算出します。
 ↓
(3)各人の相続税額を足し合わせて、「相続税の総額」を算出します。


<ステップ3> 実際の相続税額を出す

上記で出した相続税の総額を、実際の遺産の分割割合によって配分します。
 ↓
配偶者、未成年、障害者など、だれが相続するかによって、課税されない一定の金額(税額控除)が決められているため、 それを反映して、最終的な納税額を決定します。



どうして、こんなややこしい3ステップ計算をするのかというと、 実際の遺産の分け方で、支払う相続税額合計が変わってくるためです。

例えば、妻と子どもが、半分ずつ遺産相続をすると相続税がかかるが、 全部妻が相続すると、相続税はゼロになる! といったことが起きます。 これは「配偶者控除」という仕組みがあるためです。

税額が変わる原因の「控除」には、いろいろな種類があります。 次回では、その代表的なものをご紹介してまいります。


東京相続パートナー メールマガジン「相続不安まるごと解決講座」再編集


●◎ファイナンシャルプランナーと税理士が、相続のすべてにお答えします!◎●
メールマガジン【 知って安心! 相続不安まるごと解決講座 】 好評発信中!

無料登録はこちらから >>

このページの最初へ戻る