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相続を知っている不動産業者の謎

2011年09月18日

「相続があったことを、どうして不動産屋は知っているの?」

Aさんは今年初めにお父様をなくされ、都心にあるご自宅を相続されました。

それから数ヵ月ほどすると、毎週のように、複数の不動産屋から、「家を売ってください。 このエリアでお探しの方がいらっしゃいます。 ○○○○万円以上で間違いなく売れます」 というチラシがポスティングされるようになりました。

「お葬式をしているのを目撃して知っているのかしら? 私が家を相続したことが、どうして知られているのか ちょっと気持ちが悪いです。でも、そんなに高く売れるなら、査定してもらおうかとも思います」

実は、Aさんの仰るとおり、不動産業者は、相続があったことを知って、 営業を熱心にかけてきている可能性が高いです。 ただし、営業員が町をうろうろして、お葬式をチェック! ……なんてことをしている訳はありません。

では、どうして相続発生がわかるのか?

答えは、「登記簿謄本」なのです。


誰でも取得できる登記簿謄本

「登記簿謄本」というのは、不動産が誰の所有かを証明する公的な書類です。 相続により、お父様からAさんに不動産の名義が変わる場合は、 「所有権移転登記」というものを行います。 この「登記簿謄本」というのは、なんと誰でも、どの土地のものでも 取得閲覧することができてしまうのです。これだけ個人情報が厳しく言われている中、 大変不思議なことではありますね。

ですから、不動産業者が、Aさんの土地の「登記簿謄本」を取得して、 お父様からお子様へ相続があったことを知り、 この機会に売ることを検討しませんかと、営業チラシを入れまくっている ということは現実的にあります。 さらに、登記簿謄本を取得しまくり、 相続があった情報を、不動産屋に販売する業者も存在するので、 そこから、情報を買っている可能性もあります。

本気で売ることを検討している訳ではないのに、 チラシを入れてくる業者に連絡を取ると、 営業攻勢に巻き込まれて心労することもあります。

結局、Aさんはどうされたのでしょう?

東京相続パートナーの方で物件査定をすることになりました。 その結果、このご時世、チラシに書いてあるほどの高値では 売れなさそうなことが分かり、慌てて売却することは見送られました。


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