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知って損なし! 用語いろいろ。

2012年01月13日

ずいぶん昔のことですが、役所で働く友人が 「出生届(しゅっしょうとどけ)」「出生率(しゅっしょうりつ」 と言っていたので、「しゅっせい」とは読まないんだ、 漢字って難しいな、と思ったことがありました。

漢字の読み方としては、どちらも可能なのですが、 法律や行政などで使われる用語は、 日常生活での読み方とは異なる場合があります。

例えば
「遺言(ゆいごん)」は、「いごん」
「競売(きょうばい)」は、「けいばい」など、
聞きなれない言葉が出てくると、戸惑うものです。

また「事業継承」は、専門家の間では「事業承継」と、
「継」と「承」の文字をひっくり返して使います。こんな略称もありました。

相続手続きの現場でよく飛び交うのが「はらこせき」。

「腹?」

いえいえ「原戸籍」と書きます。法定相続人を確定するために必要な書類で、 正式名称は「改製原戸籍(かいせいげんこせき)」と言います。

明治期に戸籍制度が始まって以来、戸籍は、現在までに何度も改製されています。 改製される前の元の戸籍が「改製原戸籍」。これに対して、改製された後の戸籍は「現在戸籍」になります。 直近の改製は平成6年で、戸籍を「コンピューターで管理(電算化)」 することが認められました。

実施の時期は自治体によってまちまちですが、電算化される以前に、 死亡・婚姻・離婚・養子縁組・認知・帰化などの事実があった場合は、 「現在戸籍」には記載されていませんので、 紙で管理されていた「原戸籍」が必要になります。

また、電算化されたところでは、これまで紙で管理していた
戸籍謄本は、戸籍全部事項証明書に、
戸籍抄本は、戸籍個人事項証明書に、名称が変わっています。

(電算化された書類名のほうが、内容が分かりやすいですね)。

聞きなれない言葉を耳にしても、 事前に知っていれば、あわてることはありません。



<編集後記より>

仕事で法務局に登記簿謄本を取りに行くことがよくありますが、登記簿謄本も、今では、 「現在事項全部証明書」や「履歴事項全部証明書」などといった名称に変わっています。

「現在事項全部証明書」は現在効力のある項目のみが表示され、
「履歴事項全部証明書」は過去の履歴全てが表示されています。

だいたい「現在事項全部証明書」で事足りる場合が多いですが、 提出する官公庁等によっては、 「履行事項全部証明書」を指定している場合もありますので、 念のため「履歴事項全部証明書」にすることが多いです。 コピーして提出可のところが多いですからね。

以前は法務局で申請書に手書きすることが多かったのですが、 今では端末機に印鑑カードを入れて入力すればすぐに申請でき、 待ち時間も短くなりました。

役所も少しずつ進化しているんでしょうかね!?(右)


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