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子連れの再婚 相続はどうなる?

2012年05月02日

昨今、離婚や再婚をされる方が増加傾向にあります。子どもさんを連れての再婚も多いことでしょうね。 日本の相続は血縁を重視しますから、こういうケースの相続がどうなるのか、ご紹介します。


S家は5人家族。ご夫婦ともに再婚で、それぞれ1人ずつ連れ子があり、夫婦の間に実子が1人という構成です。

夫が亡くなった場合、誰が法定相続人になるのでしょうか?

答えは、妻、夫の連れ子、実子の計3人です。妻の連れ子に相続権はありません。

ということは、夫の死後、次に妻が亡くなった場合の法定相続人は、妻の連れ子と実子の計2名で、 今度は夫の連れ子に相続権がなくなります。 連れ子と言っても、実子同然、S家では家族仲良く暮らしているのに、 お子さん1人だけに相続権がない、というのは、寂しいものですね。

 こんなケースの時も 
子どもが1人いる男性が再婚し、その男性(夫)が亡くなった場合、
夫の遺産は、妻と夫の実子が1/2ずつ相続しますが、
その後、妻が亡くなった時には、夫の実子に相続権はありません。


養子縁組

こういう場合は、養子縁組をしておくとよいでしょう。

養子縁組には、「普通養子」と「特別養子」があります。

 普通養子の場合
元の親との関係はそのままで、二重に親子関係がある、という状態になります(元の親が亡くなった場合も相続人になります)。

 特別養子の場合
実子扱いとなり、元の親との関係は終了します。養子の年齢が原則6歳未満など、要件が厳しくなります。

養子縁組と相続税の関係

では、養子を増やせば、節税対策になるのでしょうか?

 通常「法定相続人」は、民法上の法定相続人のことを言います。民法上では、人数に制限はありません。

  相続税法上の法定相続人には、
 ・ 実子がいる場合は、養子は1人まで
 ・ 実子がいない場合は、養子は2人まで という制限がつきます。

どういうことかと言いますと・・・、
制限を越えた養子には、法定相続人としての相続権はあっても、相続税の計算をする時の、 控除する人数には入らないということです。

養子縁組によって相続税の控除が増えるのは1人〜2人。 養子2人までは節税対策にはなりますが、それ以上、どんどん養子を増やしていっても控除は増えない、 節税対策にはならない、ということになりますね。


※法定相続人以外に遺産を残したければ、税務上の控除にはなりませんが遺言書も有効です。 遺言書については下記のコラムをご参照ください。

【18】遺言の種類と効力
【15】遺留分って何?


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