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子の奨学金を親がまとめて返済すると

2013年02月06日

遺産相続や退職金で、子どもの奨学金を一括返済、あるいは、繰上げ返済してあげよう、 と思っている親御さんは多いのではないでしょうか。

今回は奨学金返済に関するお話です。

子の奨学金を親がまとめて返済すると

Aさんの2人のお子さんは奨学金を利用して大学に行きました。

すでにお2人とも社会人として働いていますが、毎月の奨学金の返済は、それほど多くないとは言え、 なかなかお給料は上がっていきませんし、返済も20年続きます。 連帯保証人でもあるAさんは、「遺産相続で子どもの奨学金を全額返してあげるつもりなの」 と言っていました。

さて、この場合、贈与税はどうなるのでしょうか?

扶養義務のある親子間や親族間(祖父母と孫を含む)では、生活費や教育費などを負担してあげても贈与にはあたりません。 ならば、大学の授業料や下宿費としてもらっていた奨学金を 親が一括返済しても贈与税はかからない、と思いたいところですが、

実は、基礎控除の110万円を超えた額は、連帯保証人であったとしても、原則、贈与税の課税対象となってしまうのです。

扶養義務者間の生活費や教育費などの負担は、必要な金額を、その都度支払っていたならば、非課税でした。

でも、後からまとめて一括返済・繰上げ返済する場合は、奨学金は、子どもの借金ですので、
「親が子の借金を肩代わりする=子に債務免除益が発生=贈与」 ということになるからです。

※但し、子に、資力がなかったり、債務超過があったりなど 返済する能力がない場合には、贈与税はかかりません。

それならば、一括返済せずに、基礎控除内の金額を繰上げ返済していくという手がありますね。

後からあわてないよう、頭の隅に入れておきたいポイントです。


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