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兄弟姉妹が母のお金を使い込んだ? 相続財産の調査方法

2013年04月15日

兄弟や姉妹がいる方の場合、伴侶に先立たれた親御さんの面倒は、自分ではなく兄弟が見ているという方も増えていることでしょう。 相続をめぐる典型的なトラブルのひとつに、兄弟が親の財産を少なく伝えていた、というケースがあります。

母の財産が減っているのはなぜ?

「私はお母さんの生活の面倒を見ていたのだから、その分のお金をもらったのは当然、あなたはほとんど何もしなかったじゃないの」 と姉から言われたんです、とご相談に見えたYさん。

母の預金口座の残高は100万円しかないので、それをふたりで分けようと姉は言うんですが、そんなに少ないはずはないんです・・・。

お母様と同居をされていたのは、Yさんのお姉さんです。 Yさんは、お母様が亡くなる前、その財産の中身を詳しく知る機会はなく、亡くなった後もそうだったといいます。

「サラリーマンの父を亡くしてから間もなく亡くなった母なので、そんなに財産が減っているはずはないんです」とのこと。

お金を動きを明らかに

この場合預貯金については、お母様が口座開設をされた銀行さえわかっていれば、 お母様の名義の口座の残高照会や生前の取引履歴の開示を受けることができるようになっています。

もちろん、相続人であることを証明する書類とともに照会することが必要ですが、共同相続人全員ではなく、相続人の一人が単独で行うことができます。

Yさんが実際に銀行に照会し、取引履歴を調べてみると、生前に毎月数10万円がお母様の口座からお姉さんの口座に振り込まれていたことがわかりました。 認知症だったお母様が毎月振替をしていたわけはなく、これは贈与税の申告洩れにもあたるため、現在お姉さんと話し合いをすすめているそうです。

逆に、ご自分が亡くなった親御さんと同居をしていた場合は、トラブルを防ぐため、相続財産は兄弟やその他の相続人が納得できるように 開示しておいた方がいいですね。

なお、一部の銀行では、取引履歴に応じないところもありますので、事前にお問い合わせをおすすめします。


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