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孫養子・嫁養子

2013年05月17日

前回は、養子縁組についてお送りしました。

事業承継や相続対策のために養子縁組をご検討の方で、 孫を養子にするか、嫁を養子にするかで、 お悩みの方はいらっしゃいますか?

養子は何人まで?

通常「法定相続人」は、民法上の法定相続人のことを言い、民法上では、人数に制限はありません。

ただし、相続税法上の法定相続人には、
  実子がいる場合は、養子は1人まで
  実子がいない場合は、養子は2人まで
という制限がつきます。

家業を存続させるためにも、なるべく節税したい、事業承継の基盤を固めたい──、実子がいるから、増やすとしても1人だな・・・。

さて、孫と嫁のどちらを養子にしましょうか。


孫養子と嫁養子の違い

【孫養子】 相続を一代飛ばすことができるので、節税になる。ただし、相続税額は2割加算。

【嫁養子】 相続税額の2割加算なし。


嫁養子 良いケース

お嫁さんは法定相続人ではありませんから、通常、社長である義父の財産は相続できません(遺言書があれば可能)。

例えば、義父と息子さんが同時に亡くなった場合は、夫(息子さん)の財産は相続できますが、 義父の財産は義母と夫の兄弟姉妹に引き継がれます。 お嫁さんが家業の中心的な役割を担っている場合、嫁養子だと安心して家業を続けることができますね。


嫁養子 困ったケース

養子となったお嫁さんは法定相続人となり、義父の財産を引き継ぐことができるようになりました。

義父と夫(息子さん)が同時に亡くなった場合、例えば、結婚したばかりで家業の関わり度も低く、 実家へ戻ってしまったらどうでしょうか。 年が若く再婚の可能性もあり、新しい人生を歩む道が残されています。 夫の財産は妻が相続するのは当たり前ですが、さらに社長さんの財産の一部を相続されてしまうとどうでしょう。

亡くなった方の血縁者の側からみると、財産が他家へ行ってしまうことに問題が出てくるかもしれません。

嫁養子の場合は、家業の関わり具合や、結婚期間、年齢なども考慮したほうがよさそうですね。


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