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赤ちゃんの相続権はいつから?

2014年12月10日

代襲(だいしゅう)相続という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

ある方(A)の相続が発生した場合、相続人である子供(B)や兄弟姉妹(C)が不幸にもAさんよりも先に死亡しているケースがあります。 その場合、Bの子(=Aの孫)やCの子(=Aの甥、姪)がいる場合には、彼らが相続人の資格を得るというルールがあります。

これを「代襲相続」といいます。

相続人=子2人+お腹にいる赤ちゃん?

ある方(Aさん)は、7年前に夫を亡くし、その後は老人ホームで穏やかに過ごしていましたが、お亡くなりになりました。 天寿を全うしたともいえるご年齢で、後に残された子供たちは成人し、家庭を築き、納得のいくかたちで親の最期をみとられたそうです。 残されたAさんの子供は3人いましたが、うち、長男のBさんはご病気で、Aさんよりも先に亡くなられていました。

この場合相続権があるのは、Aさんの存命している子2人のほか、亡くなった子Bさんの子、つまりAさんの孫がいる場合は、その孫ということになります。

さて、Aさんの相続発生時に、故Bさんの配偶者が妊娠していた、という事実がわかりました。

この場合はどうなるでしょうか?
孫であるお腹のなかの赤ちゃんは、いつ権利をもつようになるのでしょうか?


生まれる前に権利が発生

民法では、出生(誕生)によって自然人は権利能力を取得する、と規定されています。 しかし、相続については、例外的に「胎児は既に生まれたものとみなす」と定めています。

意外に感じられるかもしれませんが、相続においては、妊娠している時点で、お腹の中の赤ちゃん(Aの孫)は権利を有することになります。

なお、このような場合、遺産分割協議は、赤ちゃんが無事生まれた時に行われるのが普通です。 死産であったときに相続権はなくなりますし、双子が生まれたときに、相続人数が変わり遺産分割協議のやり直しを省くという目的もあります。


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