トップページ  >  相続・お役立ちコラム  >  遺産となった実家を兄弟でどう分ける?

遺産となった実家を兄弟でどう分ける?

2015年03月07日

2015年(平成27年)の大増税で、都市部に自宅があるだけで相続税を払わなければいけない人が増えると言われています。 さて、現預金は分けられるけど、実家の土地・建物はどうしたらいいの? と思われる方もいるのではないでしょうか。

実家の土地・建物が遺産の事例

Aさんは二人兄弟の長男です。母親は数年前に他界し、兄弟はそれぞれ別のところに 住んでいるのですが、今回父親が亡くなり、実家の売却を提案する弟との間で話し合いが続いています。

遺産は
 ・ 実家(家屋と土地の評価額)3,500万円
 ・ 預金500万円ほど。

生前、実家は長男であるAさんに守って欲しい、と父親から言われたことがあり、 これを機にAさんは実家に戻ろうと考えていました。

自宅の分割は物理的にも難しいし、共有も現実的ではありません。 そこで、自宅等の不動産のように分割しにくい財産を分割する際、「代償分割」という方法があることをお話ししました。


代償分割とは

Aさんが遺産を取得する代わりに、弟には相応の代償金を支払う という方法で、今回のケースでは、遺産4,000万円の半分である 2,000万円の代償金ということになります。

とても大きな金額ですよね。 Aさんはこの代償金を、預金500万円と残り1,500万円は 父親の死亡保険金から充てることにしました。


生命保険を活用する

今回のように、自宅の遺産分割でトラブルが予想されるときに、 家を守って欲しい相続人を受取人にして、生命保険を活用すると、 前もって代償資金を準備することができるのです。

Aさんは今回死亡保険金の受取人となっていましたので、とても幸運でした。 代償分割はそれなりの資金が必要となるため、生前からの対策がとても重要となります。

一般家庭では、遺産のほとんどが自宅と現預金というケースが多いと思います。 自宅を巡ってトラブルが予想される方は、生前からできる対策の一つとして参考になさってください。


東京相続パートナー メールマガジン「相続不安まるごと解決講座」再編集


●◎ファイナンシャルプランナーと税理士が、相続のすべてにお答えします!◎●
メールマガジン【 知って安心! 相続不安まるごと解決講座 】 好評発信中!

無料登録はこちらから >>

このページの最初へ戻る