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借金を相続しないためには

2016年01月15日

もし、親が亡くなった後、借金があることが分かったら・・・、やっぱり不安になりますよね。 親の残した借金も、相続しなければならないのでしょうか?

いいえ、ご安心ください。
相続人だからといって必ず借金を引き継がないといけないわけではありません。

今回は、亡くなった親の借金が見つかっても慌てないよう、借金を背負わなくてもすむ方法をご説明します。

相続はすべての財産を引き継ぐ

親が亡くなって相続が始まると、現預金や不動産などのプラスの財産同様、次のようなマイナスの財産も引き継ぐのが原則です。

 ◎ マイナスの財産
 ・ 信販会社等からの借金、住宅ローン、クレジットカードローン
 ・ 住民税や所得税などの税金の未払分
 ・ 入院費や治療費

そのため、親の借金がプラスの財産を上回る場合には「相続の放棄」という手続きをとった方がよいでしょう。

相続の放棄とは

プラスの財産もマイナスの財産もまったく相続しないことで、実際は家庭裁判所に「申述」という手続きを行います。 相続の放棄をすると、親の借金を背負わなくてすみます。

ただし、この手続きは「相続開始後3ヶ月以内」に行う必要があるため、借金がいくらあるのか、 プラスの財産がいくらあるのか、3ヶ月以内に調べて、「相続」或いは「放棄」のどちらを選択し た方がいいのか決めなければなりません。

それまでに判断できないときは、期間の伸長の申立てを行い、延長してもらうことができます。 3ヶ月以内に到底調べることができない・・・という方には「限定承認」という手続きもあります。

限定承認とは

「限定承認」とは、プラスの財産の範囲内で借金を引き継ぐことですが、 「相続の放棄」が相続人各自で選ぶことができるのに対し、「限定承認」は相続人全員の合意が必要なため、 1人でも反対すればできません。

詳しい手続きは家庭裁判所のウェブサイトにあります。 実際に手続きを行う亡くなった親の住所を管轄する家庭裁判所への問合せをおすすめします。

なお「相続の放棄」「限定承認」のいずれの申述も行わなかった場合には、 「単純承認」をしたものとみなされ、プラスの財産も引き継ぎますが、 借金も返済していかなければならないのでご注意ください。


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