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消費税の2大改正〜免税点と95%ルールの見直し

2012年02月17日

Q. 平成23年度の税制改正により、今年から消費税の取り扱いが変わるとのことですが、 具体的にはいつから、どのように変わるのでしょうか?

解 説

平成23年度の税制改正により、消費税法で2つの大きな改正が行われます。 ―つは「事業者免税点制度の見直し」、もう一つは「95%ルールの見直し」です。

1.事業者免税点制度の見直し

 現行の制度

基準期間(2年前の事業年度)における課税売上高が1,000万円以下である者
⇒免税事業者

改正後の制度

課税売上高もしくは給与等の合計額が上半期で1,000万円を超える事業者
⇒翌期から課税事業者となる

 ※1)課税売上高もしくは給与等の合計額は、いずれか小さい方を選択できます。
 ※2)現行の基準期間における課税売上高の判定が廃止されたわけではありません。

 適用時期
平成25年1月1日以後に開始する事業年度から適用


2. 95%ルールの見直し

 現行の制度

仕入税額控除の改正

課税売上割合が95%以上である課税事業者については、その課税期間中の仕入等に係る消費税額について、 その全額を仕入税額控除の対象とすることができます。

改正後の制度

課税期間における課税売上高が5億円を超えるときは、課税売上割合が95%以上であっても、 個別対応方式又は一括比例配分方式により仕入税額控除額の計算を行うこととされました。

 適用時期
平成24年4月1日以後に開始する課税期間から適用


要するに・・・

事業者免税点の改正は来年から適用開始ですが、95%ルールの見直しは、3月決算の会社の場合、 今年の4月、つまりあと1月半で適用開始となります。売上が5億円超の会社は、全額仕入税額控除が できなくなるので、会社にとってはコスト負担が増大することとなり、さらに経理処理の仕方も 従来と比較して煩雑となりますので、しっかりした準備が必要となります。


※ 税制改正等の重要なニュースは、相続関連に限定せず、お知らせしています。


東京相続パートナー 税理士 小嶋大志(こじまひろし)


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