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会社が守るべき企業会計の一般原則とは?

2013年06月18日

Q. 会社が遵守すべき「一般に公正妥当と認められる企業会計の慣行」の基準の一つが企業会計原則といわれるものですが、 そのうちの一般原則とはどのようなものでしょうか?  また、企業会計の基準となる正確な会計帳簿とはどのようなものでしょうか?

解 説

会社法における会計の原則は、「公正妥当と認められる企業会計の基準」によって規律されています。 この数ある基準のうちの一つが企業会計原則であり、その中の一般原則は、7つの原則から構成されており、 会計の考え方を知るうえできわめて重要なものとなっています。

1.企業会計の一般原則

7つの一般原則の内容を簡単にまとめると以下のようになります。

No. 原 則 内 容
 1 真実性の原則 粉飾決算や虚偽記載をしてはいけません
 2 正規の簿記の原則 正確な会計帳簿を作成して、正確な決算書をつくりなさい
 3 資本取引・損益取引区分の原則 資本と利益は区別しなさい
 4 明瞭性の原則 見やすくわかりやすい財務諸表を作りなさい
 5 継続性の原則 会計処理方法は毎期継続して適用し、みだりに変更してはいけません
 6 保守主義の原則 企業の財政に不利な影響が出そうなときは、将来の危険に備えて慎重に会計処理しなさい
 7 単一性の原則 二重帳簿を作ってはいけません

2.正確な会計帳簿

正確な会計帳簿とは、以下の3つの要件をみたすことがポイントとなります。

 網羅性 会計帳簿に記載すべき事実がすべて記載され、記載漏れがないこと。
 検証可能性 客観的に検証可能な証憑書類(領収書・請求書等)に基づいていること。
 秩序性 客観的に検証可能な継続的・組織的な記録がなされていること。

要するに・・・

普段、領収書等から帳簿を作成して、決算書を作成する業務も、最低限守らなければならないルールがあり、 そのうち最も根本的なものが、企業会計原則の一般原則となります。また、正しい決算書を作成する上で、 自社の会計帳簿の内容や体系がどのようになっているかを把握しておく必要があります。


東京相続パートナー 税理士 小嶋大志(こじまひろし)


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