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FX(外国為替証拠金取引)で差損益が出た場合の取り扱い

2013年11月17日

Q. 私は個人で FX取引をしておりますが、このFX取引で差益が発生した場合、税務上の取り扱いはどのようになっていますか?  また、逆に差損が発生した場合は、他の所得との損益通算はできるのでしょうか?

解 説

FX取引の課税は平成 24年分から、「先物取引に係る雑所得等」として、すべて「申告分離課税」、 税率は一律 20%(所得税 15%+地方税5%)になりました。


1.FX取引等は?

FX取引とは外国為替証拠金取引のことで、外国為替(外国通貨)の売買を、 一定の証拠金(保証金)を担保にして、その証拠金の何十倍もの取引単位(金額)で行う取引 をいいます。


2.FX取引の雑所得の計算

所得金額 = 為替差損益 ± スワップポイント − 必要経費


3.課税方法

取引所取引のFX(=上場FX)、店頭FXを問わず、全て「先物取引等に係る雑所得等」として、 所得金額に対して一律 20%で課税 されます。


4.差金決済で差損が生じた場合

他の「先物取引等に係る雑所得等」の金額との損益通算は可能ですが、それ以外の所得との損益通算はできません。 損益通算をしてもなおひききれない損失の額は、一定の要件のもと、 翌年以後 3年内の各年分の「先物取引等に係る雑所得等」の金額から控除することができます。


要するに・・・

従来のFX取引は「雑所得」として 総合課税の対象 でしたが、現在は、税率20%の申告分離課税に一本化 されました。 FX取引で利益を上げている方は、税金負担がかなり減少したのではないでしょうか?  逆に損失が発生している場合は、損益通算をする範囲が狭まったので、若干不利な扱いとなっています。


東京相続パートナー 税理士 小嶋大志(こじまひろし)


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